中小企業診断士 2次試験で有効だった対策 ベスト3

キャリア・ビジネス関連

私は2次試験で苦労しました。

私は、中小企業診断士の資格を取るのに7年も要しました。その主な原因は、2次試験でうまく対応できなかったことにあります。
もともと、①与件文を読むの遅く②文書をうまく書けない、という短所があったことに加え、本試験の終了5分前になると気が焦るのか、③手がブルブル震えだして文字が書けない状態なる、という致命的な問題を抱えていて毎年なやまされていました。

上記①②については、過去問や模擬試験等 場数を踏む訓練で上達していきました。
3年目から受験機関の模擬試験で上位20%に入れる実力もついてきました。
しかし③の事象は、模擬試験では発生せず、本試験でのみ発生するといった達の悪い事象で、手の震えを抑える対策がとれないため結構悩まされました。
特に、80分ギリギリで答案が書きあがるかどうか微妙な時に、必ず手が震えだし文字が書けなくなってしまうのです。結局、一部を空欄の状態で答案用紙を提出することとなり、その度にすごく自分自身に腹がたっていたことを思い出します。

中小企業診断士:2次試験件で有効だったベスト3

そういった状況のなかで、色々試行錯誤しながら合格をすることができました。
つきましては、私が良かったと思う2次試験対策 ベスト3を以下に挙げます。

1位 75分で回答を書きあげるプロセスを確立した。

手が震えだすと答案が書けず、不合格になる可能性が高くなるので、対策として、
遅くとも75分で答案を書き上げるプロセスを確立すよう訓練しました。
これまで80分でギリギリ回答を書き上げていた作業を、5分短縮するのは至難の業です。
そこで、各設問に対して考える時間を短縮する作戦をとりました。
ただ単に、考える時間を短縮すると解答の品質が落ちるので、与件文を読みながら設問
の解答候補を見つけていく方式をとりました。(下記の4.が該当します。)

事例1~事例3において75分で解答を書き上げるプロセスを以下に記します。

  1. 与件文の段落を分け番号を入れる。
  2. 与件文の最初の段落と、各段落ごとの一文、最後の段落に目を通し、おおよその
    与件文の流れを把握する。
  3. 設問に移り、各設問ごとに問われていることを波線で明確にし、解答として予想され
    そうなキーワードを記入していく。(開始約5分)
  4. 与件文の読み込みに入る。SWOTは鉛筆で記入(色分けはしない)しながら読み進め、
    設問をチラチラみながら、答案として関連しそうな箇所を青色ペンで設問番号とともにマークする。また、与件文に経営課題等の大きな課題・問題が書かれている場合、赤色でマークし、関連しそうな設問番号を記入しながら読み進める。(開始約20分)★ここが一番しんどい作業
  5. 各設問の答案の骨子を決める。設問と対応した青色マーク箇所を検証し、上記3.でメモしたキーワードも確認し、答案の構成と埋め込むキーワードを決めていく。
  6. 答案を記入する前に、再度赤色でマークした課題・問題が解答案で触れられているか
    チェックする。このチェックしないと大失点するリスクが高くなる。
     (開始30分まで)
  7. 答案を完成させる。与件文の言葉を使い、1文で50文字前後で書きあげる。
     (開始75分まで)
  8. 最期に見直しを行う(80分)

2位 「ふぞろいの合格答案」を読み込み、自分が書けそうな答案をつくった。

私は、2次試験に合格した年の試験対策で、初めて「ふぞろいの合格答案」を過去3か年分購入して読み込み、以下の3点に留意して、試験当日 身の丈にあった自分が書けそうな答案を作成しました。
今にして思えば、この本と出会ってなければ、この年に合格できていなかったかもしれないと思ったりもします。逆に、「もっと早く読み込んでおけば良かった!!」と後悔したくらいです。

  1.  合格者は、多面的な視点で解答を書き、点数を積み重ねている。
  2.  合格者は、得点につながるキーワードを答案に盛り込んでいる。
  3.  合格者は、採点者にわかりやすい文書を書いている。(長文でなく、理解しやすい文)

3位 5mm方眼罫のノートで解答を書く訓練をした。

本試験の解答用紙のマスは意外と小さいです。試験終盤には、書いている手がかなり疲れてきて、マス内に文字を書くのが困難になったりもしました。私の場合、タダでさえ、試験終了5分前に手が震えだしてマス内に文字が書けなくなってしまいます。なので、普段から5mmマスに筆圧を抑えながら文字を書く訓練をしました。
お蔭様で、本試験の解答マスが小さく感じることはなく、手の疲労感も抑えられ、文字を書くことの不安を取り除くことができました。

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